投資の神様であるウォーレン・バフェット氏が、S&P500連動のETFを完全売却したというニュースが飛び込んできました。
「ウォーレン・バフェットのバークシャー・ハサウェイ、バンカメなどの銀行株を売却…保有現金は3000億ドル超に」(引用元:BUSINESS INSIDER)

S&P500に投資するのが不安になってきたニャ…

NISA制度でS&500に積立投資をしている僕にとっても他人事ではありません
今回の売却はポートフォリオ全体の0.5%ほどに過ぎず大きな影響はありません。
長期的に考えると今後も投資先としてのS&P500は魅力的であることに変わりないため、僕はこれまで通りS&P500に投資を続けていきます。
バフェット&バークシャー・ハサウェイ

バフェット氏について:
バロック音楽といえばバッハ、投資家といえばバフェットというぐらい有名な人です。
投資を学び始めると、わりと初期の段階で登場します。

コカ・コーラが大好きな齢94才のお方です
そのバフェット氏が経営する「バークシャー・ハサウェイ」という投資会社は、米国株ポートフォリオの総額が2670億ドル(約40兆円!)、米国内の時価総額ランキングにも顔を出すぐらいの大企業です。
ただ、今回のバークシャー・ハサウェイによる売却はポートフォリオ全体の0.5%ほどに過ぎないため、市場全体に大きな影響を与えることはなさそうです。

それでもすごい額には変わりないニャー
売却理由
売却理由として考えられるのは、近年のハイテク銘柄における異常なまでの短期的値上がり(「市場のカジノ化」)を懸念していたため…ともいわれています。
また、バフェットは株主への手紙で「市場のカジノ化」について懸念を表明していた。
近年の市場では、人工知能(AI)関連銘柄や量子コンピューティング関連銘柄などの成長株が急騰し、多くの投資家が短期的な値上がりを狙って資金を投入している。
こうした投機的な動きに対して、バフェットは警戒感を強め、インデックスへの投資を縮小する判断を下したのかもしれない。
引用元:Reinforz Insight「バフェットがS&P 500 ETFを売却した理由とは」

現在のS&P500にはNVIDIAに代表されるハイテク株が上位構成に含まれているため、そのような判断になったのかもしれません
S&P500の今後の見通し
2024年の平均リターンは、人工知能ブームの影響もあり絶好調でした。
「S&P500、2024年の平均リターンは23.31%。それを見据えた2025年以降の見通し」(引用元:BUSINESS INSIDER)
ただ、このままの調子が続くという可能性は限りなく低いです。
過去30年間の平均リターンを見てみましょう。(1995年1月1日~2025年1月1日)
上昇と下落を繰り返しながらも、右肩上がりに成長していることが分かります。
以上の点からも、米国への投資がとても魅力的であることが分かります。
まとめ


これからも米国を信じてS&P500に投資していくニャ!
投資の神様であるバフェット氏がS&P500を全売却!と聞いて驚いた方も多いかと思います。
しかし、長期投資目的であればあせる必要はありません。
下落局面はバーゲンセールだと考えて、僕はこれまで通りS&P500に投資を続けていきます。

トランプ政権になって下落局面が続いていますが、狼狽売りせずにじっくりいきましょう!
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